毛母細胞の破壊

毛母細胞とは

皮膚の外に出ている毛幹、皮膚の下に隠れている毛根。
毛根の膨らんだ部分が毛球で、毛球には毛乳頭があり、それを覆っている細胞が毛母細胞になります。
毛母細胞は、毛細血管から栄養分や酸素を吸収し、分裂を繰り返します。そして角質化し、固い体毛となって成長していきます。

この毛母細胞を破壊すれば、いわば脱毛ができることになります。
しかし、この毛母細胞を破壊する脱毛というのは、医療機関でしか行えません。

なぜでしょうか?

それは、医療行為になるからなのです。医師のみ行える脱毛方法です。
もしエステサロンで毛母細胞を破壊するとなると、これは明らかな違法となります。

でも、エステでもクリニックでも同じような脱毛をしているように見えます。
だから決定的な違いは、エステの照射は、いずれはムダ毛が再生する程度のパワーだということなのです。

エステでは永久脱毛は不可能なので、自宅で行うムダ毛処理と基本的には大きな差はないともいえます。もちろん、自宅での処理方法にもよります。
あとはコストとの兼ね合いで、考えるのが良いのかもしれません。
最も安いのは、除毛クリームや脱毛ワックスなどの組み合わせですが、自分でやるのは面倒という人もいるでしょうから、サロンに通うのも選択肢として十分にあります。

関連記事

  1. 体毛除去(Körperhaarentfernung)

  2. 女性の水着姿とムダ毛の関係

  3. ネアンデルタール人も脱毛?

  4. Auripigment

  5. 古代ギリシアと古代ローマ、それぞれの脱毛理由

  6. ナディーン・ラバキー(Nadine Labaki)の「キャラメル」