ムダ毛を剃ると毛がどんどん太くなるって本当?
よく聞く話です。
ムダ毛をカミソリなどで剃ったり、抜いたりしていると、徐々に毛が太くなる、という話です。
真偽はともかく、剃り方が下手だったり、誤った剃り方をしていると、皮膚にダメージを与えることは間違いないでしょう。
このダメージによって、ホルモンのバランスが乱れることはあるそうです。
この乱れによって、毛も太くなる可能性はあるのかもしれません。
また、毛を抜く場合には、毛根が傷つくこともあります。
このときに血管が増生することで、毛根の一番下にある毛乳頭が弱くなることもあります。ここは毛を作る部分ですから、ここの弱体は、埋没毛になる可能性があり、毛も太くなるかもしれません。
では、どうすれば良いの?
剃るのなら、正しい剃り方、あるいは除毛クリームなどを正しく使うことなどが大事ということでしょう。
では、カミソリだと濃くはならない?
カミソリによるダメージは皮膚の表面に及びますが、その先の毛根にまでは影響しません。
毛を育てる「毛母細胞」はその毛根部分にありますから、濃くなるわけではありません。
でも、皮膚にはカミソリによる摩擦などの刺激がありますから、メラニンの生成が促されることがあります。
メラニンですから、色素が沈着することになり、いわば黒ずみになることは考えられます。
つまり、カミソリを使ったムダ毛処理は、正しい剃り方なら毛は太くなりませんが、正しい使い方でも黒ずみになる可能性はあるわけです。