続・江戸の遊女のムダ毛処理
江戸時代の遊女が線香で焼いたりしてムダ毛処理をしていることは、以前に取り上げました。
実はそれ以外にも、ムダ毛処理の方法はあったようです。
特に手や足もムダ毛処理については、脱毛剤が使われていたようです。
史料に書かれていることなので、おそらく実在したこととは思いますが、どこまで普及していたかは分かりません。
江戸時代の脱毛剤
この脱毛剤は、木の実から取ったアブラと、軽石を砕いて粉にしたものを混ぜたものだそうです。
使い方は、この脱毛剤を手のひらに伸ばし、それを皮膚にすり込むそうです。
除毛材ではないので、これだけでムダ毛がなくなるわけではありません。
すり込んだ状態のムダ毛を磨耗させた状態にするようです。
そして弱ったムダ毛を切るのだそうです。
結局、剃るのと同じなわけですが、しっかりとしたアフターケア方法もあったようです。
その方法は、うぐいすのフンをぬり、へちま水をつけるよというものだったようです。
本当なのか、疑問に思いますが、そのような記述があるそうです。